難病のQOL(生活の質)の向上
難病のQOL(生活の質)の向上
鍼灸はどんな病気も治せるわけではありません。
「西洋医学の治療法は対処療法、あるいは治療法がない」
「●年後の生存率はほとんどない」
という病気も、残念ですが少なくはありません。
たとえば厚生労働省が指定している難病ーー特定疾患。
2012年時点で130疾患あります。一部病名を挙げると
がん(悪性新生物)、甲状腺障害、慢性ウィルス炎、脊髄小脳変性症(多系統委縮症)、モヤモヤ病、パーキンソン病、ハンチントン病、潰瘍性大腸炎、下垂体機能低下症、肥大型心筋症、黄色靭帯骨化症、各種の自己免疫疾患(膠原病)など
です。
これらの病気自体を治すのは鍼灸でもできません。
しかし
生活の質(QOL)を上げることは、できます。
どういうことか?
たとえば、難病にかかってしまったストレスでイライラ気分が取れなかったり、全身の筋肉が硬くなったり、冷え性や冷えのぼせなどの自律神経症状が出てきたりといった、二次症状のような不定愁訴に苦しまれている方は多いのです。
この「二次症状のような不定愁訴」を鍼灸でコントロールすることは、できます。
これが、「生活の質(QOL:Quality Of Life)の向上」です。
残念ながら、特に健康な方は、「生活の質の向上」を一種のぜいたくのように捉えられている方が少なくありません。
「今の生活の質に満足しているとは思わないけれど、どうせ治らないなら今のままでもいい」
と諦めている方も多い。
ぜひ一度、鍼灸治療を試していただきたいのです。
鍼灸治療で、どれだけ気分的に楽になるか。
これは実際に治療を受けたひとでないと分かりません。
現に、一部の病院では、末期がんの疼痛管理や抗ガン剤の副作用(食欲不振)の軽減を目的に、鍼灸治療を導入しています。
往診(訪問鍼灸)もできる「はりねずみのハリー鍼灸院」にお気軽にご相談ください。
往診もしています。動けないから、部屋が片付いていないからと億劫にならず、お電話ください。。
何よりもあきらめず、一緒にがんばりましょう!