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顔面神経麻痺(ベル麻痺)

顔面神経麻痺(ベル麻痺)の原因と治療

顔面神経麻痺のうち、突発的に起こり、原因が脳ではない(末梢性)の顔面神経麻痺を「ベル麻痺」と言います。

顔の半分の筋肉が麻痺して、半濁音が言えなくなったり、水を飲もうとしても麻痺側からこぼれてしまったり、何より風貌が乱れます。

原因として、寒冷ストレス、精神的ストレス、事故や衝突などによる神経損傷などが挙げられます。

顔面神経麻痺(ベル麻痺)は命に関わる病気ではありませんが、自然治癒に任せるとお顔の歪みが残る場合があります。

特に女性の方、接客業の方は、顔が相当歪んでしまうので風貌を気に病むあまり、ノイローゼ(神経症)やうつ病になることもあります。

鍼灸治療で何ができるか。

麻痺した顔面神経が回復するまでの間、顔面神経が動かしている筋肉を代わりに刺激し、運動させます。

こうすることで、麻痺側の筋肉の委縮や不自然な緊張、血流不足を最小限に抑えることができます。

通院頻度と治療期間の目安は、1か月に12~15回(できれば毎日)、1カ月~1カ月半です。

ただし、条件があります。

顔面神経麻痺(ベル麻痺)になったら、できる限り速やかに(遅くとも発症後2週間以内に)「はりねずみのハリー鍼灸院」に来院ください。

というのも、発症してから2週間以上経つと、鍼灸治療でも治癒する可能性が格段に落ちるからです。

少しでも早く、少しでも麻痺する前の状態に戻るよう、一緒にがんばりましょう!

どれくらい通わなければいけませんか?
顔面神経麻痺(ベル麻痺)は短期決戦が基本です。長くても1ヶ月半。
何より頻度が重要で、できれば毎日、最低週3日は通院してください。
神経外科の治療と併用してはいけませんか?
できることなら併用してください。親身になってくれるところであることが条件です。

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